次から次へと幼稚園から風邪をもらってきて、白目をむいているうさ子(@usakame2678)です。
小さい子供は本当によく風邪をひきますよね。
その度に先生から「よく鼻を吸ってあげてくださいね」って言われませんか?
そんな鼻風邪の救世主がメルシーポットです。
子供が生まれるまで「本当に必要なの?」と思っていましたが、必需品でした!
今回はメルシーポットの使い方・お手入れ方法・コツ、実際に5年間使用してメリット•デメリットを書きます。
値段も高いし、使用感がわからないと購入しにくいと思います。でも試せない!
我が家では、5年間・子供2人が使用しており「メルシーポットない家はどうやって鼻水と戦ってるの?」と思うほど使っているので、参考になったら嬉しいです。
我が家で使っているものは旧型です。新型と機能に違いはないので、参考になると思います。新型との違いも後半にまとめてあります。
メルシーポットで、少しでもお子さんの風邪がやわらぎますように。
この記事を読んでいる看病中の親御さんは、本当にお疲れ様です。
メルシーポットの使い方
メルシーポットは①ホース部分・②本体・③コードの3つの部品を使います。
吸引は4ステップで簡単にできます。
①本体にホース部分とコードをセットして、コンセントに刺します。
②スイッチを入れたら、チューブの流れが良くなるようにきれいな水を吸います。
③子供の鼻にセットして3〜4秒吸うのを繰り返します。
鼓膜が破れると心配になる方もいると思いますが、吸引によって鼓膜が破れることはありません。5秒以上は傷つく可能性があるので長い時間吸わないようにしましょう。
④最後にもう一度水を吸ってチューブを綺麗にして終了です。
鼻水を吸うのはとても簡単!
使用したあと、ホースをそのままにしておくと水が垂れてしまうので、別売りのチューブホルダーをつけておくと便利です。
メルシーポットの洗い方
ホース部分の洗浄方法
お手入れ方法も4ステップで簡単です。
①ホース部分を分解する。
全部で10パーツあります。
②食器用洗剤で洗う。
小さいパーツはカップにまとめながら、適当にわしわし洗います。
③アルコールを吹きかける
④乾燥
分解さえ慣れてしまえば簡単にできます。
しかし、看病中は4ステップだけといえども、できないときがありますよね。
特に鼻水で夜間に起きてしまうときは、夜間も使用するとお手入れの時間が取れないと思います。
我が家も子供の風邪が続いたときは、夜にすすぐだけで、しっかり洗うのは2~3日でも問題なく使用できています。
水分が残っているとカビが生えてしまうので、しばらく使わないときには乾燥をしっかりさせるのがポイントです。
汚れてしまっても、部品は購入できるので安心です。
上記のように「メルシーポット 消耗品」の検索で出てきます。
我が家もホースは1度買い替えました。ノズルも追加でいつでも買えるので安心です。
分解して戻せなくなったときのために、組み立て方法を書いておきます。購入前の方は飛ばしてください。
メルシーポットの組み立て方
写真の番号で説明していきます。
パーツに向きがあるものが多いので、写真を見ながらやってみてください。
①蓋の裏側に③パッキンをはめる。
④に⑤をいれる。
⑥を①の蓋の、ホースの差し込み口に近い方の穴にセットする。
上から、先に④と⑤をひとつにしたものを被せる。
蓋のもうひとつの穴に⑨をセットする
ホースの先に⑩を差し込む。
⑧を差し込む。
⑦のノズルをセットして完成!
タンク部分はパーツが多く、組み立てるのが大変ですが、慣れると簡単にできます。
メルシーポットのコツ
鼻水がドロドロしていたり奥に溜まっていたりして、吸えないときがあります。
そんなときは、3つのコツでうまく吸うことができます。
お風呂上がりを狙う
身体が温まっているので、鼻水もサラサラで流れやすくなっています。
我が家ではお風呂上がりに気合を入れて吸って、寝る前にもう一度吸って、ぐっすり眠れるようにしています。
小鼻のスポットを狙う
鼻水が貯まるスポットが小鼻の横にあります。
少し横に引っ張って、90度に当てながら吸うと良いです。
嫌がって暴れるうちの子は、足に挟んで上を向いて吸っていました。小鼻の膨らんだところを狙うと吸いやすいです。
ボンジュールノズルを使う(0歳児など)
小さい子が使いやすいように先端が細くなったノズルがあります。
これが0歳には必需品!スポットが狙えてよく吸うことができました。
子供によって鼻の大きさや形など様々なので、付属のノズルでうまく吸えない方は試してみてください。
ベビちゃんクリップを使う
付属でついているクリップです。チューブを押すので圧力がかかり、吸引力が上がります。
おもしろいくらいにとれます。
メルシーポットのメリット•デメリット
5年間使用して感じたメリットは5つあります。
夜泣きが減る
鼻水が出ているとき、寝苦しくて起きてしまいますよね。
メルシーポットは他の製品よりも鼻水がしっかりとれるので、寝つきがよかったり夜泣きが減りました。
鼻が苦しいと横になれないため、抱っこでしか寝てくれないことも多いですが、鼻が吸えると横になってぐっすり眠ることができるので、看病も楽になりました。
肌が痛くならない
何度も鼻をかんだり鼻水を拭いていると、鼻が痛くなってきますが吸引は肌に負担にならないので、鼻が真っ赤になることもありませんでした。
「鼻水からの咳」の対策になる
咳が出ていると小児科でよく「鼻水が奥に流れて行って、咳になっていますねー」と言われます。
鼻の通りをよくしてあげることは、咳の対策にもなります。
中耳炎対策になる
子供が小さいうちは中耳炎になるのが怖いですよね。我が家の子供も中耳炎になったことがあります。
そのたびに耳鼻科の先生に「よく鼻を吸ってあげてください」と言われました。
耳鼻科に毎日通うのは本当に大変なので、家でもしっかり鼻水が吸えるのは助かりました。
機嫌が良くなる
子供の機嫌が悪いと看病も大変ですよね。
鼻水を吸って呼吸が楽になるだけでも、飲み物が飲みやすかったり、眠りやすかったりと機嫌が良くなるきっかけが作れます。
メリット | デメリット |
---|---|
夜泣きが減る 肌が痛くならない 「鼻水からの咳」の対策になる 中耳炎対策になる 機嫌が良くなる | 価格が高い 音が大きい コンセントが必要 大人にはあまり使えなかった |
デメリットは4つあります。
中でも我が家が気になっていたのは「音が大きい」ところでした。
実際に使ってみても、結構大きい音で、最初は怖がって泣いてしまいました。
しかし、何度も使っているうちに、使うと楽になることがわかったのか、自分で吸いたいと言ってくれるようになりました。
我が家はイヤイヤ期が終わる3歳くらいに、落ち着いて吸うことができました。2歳はおさえて吸っていました。
その他「コンセントが必要」も家の中で使うので気になりませんでした。
「価格は高い」ですが、5年使えています。
大人には吸引力が少し足りなく感じました。使用することは可能です。
メルシーポット新型と旧型の違い
新型と旧型の違いは3つあります。
サイズ
新型は、メルシーポット史上最も小さくなったので、コンパクトで収納や持ち運びに便利になりました。
新型のサイズは幅約224mm×奥行き約90mm×高さ約143mmで、旧モデルに比べて幅約11mm、高さ約17mm短くなりました。
吸引音
赤ちゃんやこどもが嫌がりがちな吸引音が旧モデルに比べて静かになりました。
旧型の吸引音は74.0デシベルでしたが、新型の吸引音は67.0デシベルになりました。
デザインとカラーリング
本体のデザインが変わり、新しいカラーリングも登場しました。
旧型のカラーリングはピーチのみでしたが、新型は従来のピーチに加えてグリーンが登場しました。
本体のデザインは蓄光シールを使用しているので、暗くするとデザインが光る仕様になっています。
基本的な性能は変わっていないので、どちらを購入してもしっかり吸引できます。
メルシーポットは価格も高く、なかなか購入しにくいですが、簡単に使用でき、お手入れも慣れてしまえば苦にならなかったです。
5年間使っても壊れないし、本当に買ってよかった!
風邪は本人もしんどいですが、看病する周りの方も大変ですよね。
メルシーポットを正しく使えば、看病が少し楽になるので、ぜひこの記事を参考に吸ってみてください。
最後までありがとうございました。うさ子(@usakame2678)でした。
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